お問い合わせによくある質問について、色々なメーカーを乗りついできたTOPスラローマーの選手にお願いし
レビューしていただきました。
ボートを選ぶ際の参考にしていただければと思います。
Caipi fins evo(以下evo)は、Caipi fins(以下fins)のバウのボリュームを削り、
シートよりもやや後ろの部分にボリュームを増やしたモデルらしいです。
evoはシートよりやや後方の横側の壁が特徴的です。情報の通り後方のボリュームが増してfinsよりも壁に強く水があたり横滑りがしにくいです。
ターンの際にもこの壁が効果を発揮し、前方方向に力が働くため、ワンパドルでターンしやすくなっています。
ウェーブや流れに当たる時でも後ろの壁をうまく使うとかなり加速できます。
初めはターンの際に壁が引っかかるように感じるかもしれませんが、慣れるとうまく壁を効かせたターンができるようになると思います。
しかしながら全体的にボリュームが後方によってしまったため、ウェーブやホールを渡るとき、カーブをするときなどのボートの挙動に体を合わせることが難しいと感じます。
特にホールを渡る時のボートコントロールが難しいです。
その点finsはevoよりも直感的にボートをしやすい位置にボリュームがあると感じます。
あらゆる操作において直感的でスムーズですが、流れから強く力をもらう点においてはevoより劣ると思います。
まとめるとfinsは直感的に操作しやすくスムーズで
evoは後方の壁の扱いに慣れる必要がありますが、流れからのパワーを受けやすいボートです。
※ この記事を読み、ボートについての詳細はお問い合わせください。